FC2ブログ

デフォルメ

1119


アニミズム、日本語で言うなら

『モノにはカミサマが宿っている』

という考え方だろうか。

ただし今日、カミサマは西洋のゴッドと混同されがちであるので、
より正確に言おうとするならば、
カミサマではなく妖精、いや精霊が宿っていると言う感じか。
モノに心があるだと対等だけれど、
モノに精霊が宿っているだと精霊のほうが人間より上位だ。

私たち日本人は大変に信心深く、
都会のことはよく知らないけれど、
少なくとも私が生まれ育った田舎では、
モノにはカミサマが宿っているという考え方はいまだに続いており、
多分縄文時代とかから続いてるんだろうから、
中国三千年の歴史より息だけは長そうだ。

私なども、何かお行儀の悪いことをした際は、
よく、そんなことをしたらバチがあたるで、と叱られたものだ。

さて、そんな日本人だからだと思ってるんだけれど、
私たち日本人が持つ絵柄は実に写実的じゃない。
21世紀の今は漫画絵が流行っているけれど、
2、300年前の頃は浮世絵なんかが流行ったりしてた。
勿論いつの時代だって個人個人で切り取ってみれば、
西洋のあの写実的なのに似た絵を描く日本人はいただろうけど、
平均顔みたいな感じで全部を足して平均絵を出してみたら、
多分写実的じゃないはず。
リアル、はタブーに近い感じなんでしょうね。
モノには魂が宿るから。

そんなわけで、写実主義の文化から見れば、
実にエキセントリックでエキゾチックに見えるであろう私たちの絵。
写実的ではないだけで、大本は実在のものなので、
例えば人間なんかを漫画絵に落とし込む際に、
色んなやり方があり、普段何気なく見ている漫画絵も、
人それぞれの苦心が見て取れるので、
そこに注視してみるのも面白い。

こうしたリアルを漫画調に落とし込むことをデフォルメと
私はざっくり読んでいるのだけれど、
そのデフォルメのお話。


目は漫画絵における主役の一人で、
色んな絵を見ても、目は力が入れられている分野だ。
力の入れ具合はともかく、どんなやり方がなされているかというと、
とても大まかに分けて、

黒目のみを持って目と成す。

目の玉だけの人間がいるかよ、
表情だって付けやすいし、
黒目に上まぶたを付けて目とす。

いやいや見てごらん、
目というのは目の玉にまぶたがあって初めて目である、
だとすれば下まぶたもあってしかるべし、
上下両まぶたこそ美しい。

とった感じでしょう。
やり方の違いに過ぎないので、優劣などは存在しないお話だけれど、
もし私がこういった知識のみで全く漫画絵を見たことが無い状態で
自分のやり方を創るならば、
多分上まぶただけ付けた形にしたでしょうね。
ぱっと見て上まぶた程の存在感が下まぶたに感じられないし、
一般的に上まつげのほうが下マツゲより濃いから。

ただし私は既に色んな絵を見て生きているので、
下まぶたも描いちゃうよ派であります。
何故ならそのほうが好きだからです。
カレンダー
06 | 2012/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

でき

Author:でき
----------------------
マンガ準備中な社会人
----------------------

----------------------

カテゴリー
月別アーカイブ
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

漫画用アルバム一覧
最近の記事
最近のコメント
過去絵抜粋
リンク
ブログ内検索
フリーエリア
にほんブログ村 イラストブログへ
にほんブログ村 漫画ブログへ