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眉毛

1823

「言われたとおり眉毛から描いて見た」
そういわれた瞬間私は間違いなく無表情であったに違いない。

「言われたと言うことは私が言ったと言うことであるのだから
普段からした会話は忘れないとか言ってる私が自分の言葉を
忘れていると言うのはこれは良くない事だからポカーンとする
分けにはいかぬがしかしはて何のことだったかいなと言うこの
疑問の表情もいや浮かべるわけにはいかぬ」

と言った思考があったかなかったかは定かではないが
とにかく私はポーカーフェイスに勤めた。
勿論正しいのは、ああなるほど良いですねぇと言う顔なのだろうけれど、
その様な状況でなかった以上せめてもの抵抗であったのだ。

最も相手は十二分に利口な人なので私のそうした失念葛藤は即バレであるに違いないので
次の私の言葉は全く観念した表情とともに紡がれたのである。

「ほおほおなるほどその様なことを言ったかも知れませんなぁ」

まぁこのような何とも無責任な発言をしたのでありますが、
そもそも何故”忘却の彼方の私”はそういう発言をしたのかを
推理しなくてはならぬ。

キャラの顔ってほぼ全ての絵柄において目、
正確には目の輪郭、眼窩と言い換えても良いかもしれないけど
これが基準となって出来てるようです。
その為オーバーな表情を表す際でも目が前に飛び出すことはあっても
絵柄の変更なく目が上下左右に動く事はあまりないと思われます。
そのあおりを受けたかどうかは知りませんが、
代わりとして眉毛やら口やらは目よりは自由に動いて表情の形成を成します。

元来の眉毛はざっくり言えば顔の骨において、
目の穴の上の出っ張り当たりに生えます。
ところが単に目の上にある眉毛と言った風に書いてしまうと
正面は良いのですが、よく描かれるような斜めの構図や
さらにそれに上下が加わってしまうと、適当に目の上に眉毛を描いても
変になってしまうことがあります。

そうした流れを踏まえて、骨を基準にキャラを見立てた場合に、
目を基準にすると見失い勝ちな眉をまず先に据えておくと言うのには
一理あるのではと思いどうやら”忘却”はそう語ったと思われます。

上で述べたのに実は今の考えが含まれてますが、
初期段階で眉毛から描く事には確かに理があるとは思いますけど、
少なくとも漫画絵において眉毛から描くのはあまり合理性を感じません。
目を基準として動くのだから、先に基準を描いた方が良いに決まってるからです。

そんなわけで眉毛から描いて見ました。

道程

1822

人それぞれ絵を描いてく上での着眼点と言うかドラクエで言う
『作戦』みたいなのをもって挑んでいると思いますけれど、
私が注意している点は”寸法”です。

パーフェクトな絵を描ければそれに越した事はないのですが、
少なくとも私などは中々そうも行かないので一応の着地地点を見据えています。
それは見る人に違和感を覚えさせなければよしと言う所です。
結局絵に必要なのは説得力ですので、
説得力を持たすにはプラスの力だけでなく、
違和感等マイナスをもたれない事もまた重要なのではと思ってるからです。

例えば奥行きのある絵を描く上で、
絵を描く人が沿う原則は遠くのものは小さく見えると言うものです。
一番手堅いのは人物含め全てパース線を入れてしまう事だとは思ってますけれど、
そこまでしない場合にせめて気をつけるべきなのが寸法となってくるのです。
この程度奥ならこのくらいのサイズかなーって感じで描いてくとして、
同じくらいの奥行きのを同時に描けば多分大丈夫ですが、
うっかり人物と背景を別々に描いちゃったとして、
その場合にうっかり160cmの人間の横に1mの椅子とかがあるように
描いちゃうと変だなとすぐばれてしまいます。
だからパース線を厳密に引かなくても、せめてお互いの尺さえ合わせられれば、
割と絵になってくれる模様です。

勿論自分自身にバランス感覚の欠如があるからこその意識付けではあるのですが、
このスケールに対する意識は割と悪いものではなかったと感じてます。
絵を描いていく際に「これならこのくらいだろう」って言う
勘が形成されていったからです。

「これならこのくらいだろう」と言う感覚があれば、
後は基準さえ設ければそれに併せてドンドン足し算で絵を描いていくことが出来るので、
中々助かります。
別に大層な話ではなくって、例えばキャラの顔を描きなれてるならば、
まず左目を描いて、左目ここなら右目はこのくらいにあって~っていう例のあれと同じで、
それをある程度実世界を元にした感覚に拡張すれば、
デッサン等ちゃんと絵の下積みを経なくても、
ある程度は人物や背景等描けるんじゃないかなぁと言う期待もあったというお話なのです。

絵と絵と絵

1821

アニメ、と言う言葉は十分市民権を得ている言葉だと感じる。
だから漫画を描くんです~と言ったときに、
テレビのあれかそれとも本のアレかと聞き返されるとびっくりするかもしれない。
と言うかされた。そしてちょっとびっくりした。
何だかんだ言ってアニメや漫画はサブカルチャーだし、
皆がみんな見てるわけじゃないのは変わらないし、
言葉としてテレビ漫画って言われてた時代もあったのだろうから、
混同する人がいる自体は別にそれほど驚くべきことじゃない。
何にびっくりしたかって言うと
やっぱり自分の常識に囚われているのだなぁって実感にたいして。
発する単語のチョイスは相手にどう捉えられるかを常に意識すべきであるにもかかわらず、
全く予想だにしてなかった事実に対してちょっとびっくりしたと言うわけ。

恥を恐れず白状するならば、私も十年前、まだ絵を描いてない時期のことだが、
従妹がイラストを描いているのを見、十分手間の割かれているそれを見て、
「漫画描くの?」と尋ねた経験がある。
絵を描く側じゃない人間にとっては『イラストを描く人』も『漫画を描く人』も
どっちも『絵を描く人』としかカテゴライズされない可能性があると言うことなのです。

イラスト、漫画、アニメ。
大きなカテゴライズではどれも確かに絵だ。
勿論その違いを説明する必要がもしあるならそれをすることは難しい事ではない。
例えばイラストと漫画を文字に置き換えてみるならば、
イラストは書道で字そのもので見せる感じで
漫画は字を使って物語をつづる小説のようなものだと言えば通じる事が多そうに感じる。
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